ニキビ・ニキビ跡専門サイト グランメドクリニック

ご予約・お問い合わせ072-624-1555

24時間受付WEB予約

typeニキビの種類

ニキビには種類があります

ニキビには種類があります

ニキビは皮膚の慢性疾患で、毛穴の中に皮脂が溜まることで発症します(専門的には「尋常性ざ瘡(そう)」と言います)。しかし一口にニキビと言っても、実はいくつかの種類があります。以下ではニキビの種類とそれぞれの特徴について解説します。

ニキビの種類・特徴

面皰(めんぽう)

面皰(めんぽう)はニキビの第一段階です。「コメド」とも呼ばれ、毛穴の出口が狭くなり、皮脂が詰まり始めている状態を「マイクロコメド」と言い、皮膚の内側でアクネ菌が増え始め、毛穴が詰まってしまうとコメドと言われるものになります。後に触れる丘疹(きゅうしん:赤ニキビ)のまわりにできやすく、触るとザラザラとしています。

白色で、毛穴の先が閉じているものを閉鎖面皰(白ニキビ)、黒色で毛穴の先が開いているものを開放面皰(黒ニキビ)と呼びます。

小さいうえ、特に白ニキビは目立ちにくいため、放置してしまう人も少なくありませんが、何も対策をしないでいると悪化していく可能性が高いので、面皰の段階で正しい処置をすることが大切です。

丘疹(きゅうしん)

面皰が進行すると、ニキビの第二段階である「丘疹(きゅうしん)」になります。アクネ菌はリパーゼという皮脂を分解する酵素を出します。

この酵素によって分解されると、毛穴の皮脂は炎症物質に変化します。さらに好中球走化性因子、サイトカイン、MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)といった物質が作り出されると、毛穴の中の炎症が拡大して腫れ上がり、肌上にポツポツとした赤い突起が現れます。そのため丘疹は赤ニキビと呼ばれます。

この段階に入ると、適切な処置をしなければ、ニキビが治った後も炎症による影響が残り、ニキビ跡になるリスクが高まります。

膿疱(のうほう)

赤ニキビが進行し、第三段階に入るとニキビは「膿疱(のうほう)」と呼ばれるようになります。私たちの体は赤ニキビができると、炎症を抑えるために白血球をニキビのある部分に送り込みます。白血球は細菌やウイルスなどの体外からの侵入者を攻撃して、排除する役割を持っているからです。

すると、ニキビの中には増殖したアクネ菌とそれらを排除しにきた白血球、さらに両者の残骸がどんどん溜まっていきます(膿)。この膿は黄味がかった色をしているため、膿疱は黄ニキビとも呼ばれます。

黄ニキビの段階になると、アクネ菌が出すリパーゼが周辺の組織に広がって広範囲にニキビが発症したり、ニキビ跡が残る可能性がより高くなったりします。

 嚢腫(のうしゅ)

黄ニキビが悪化すると、「嚢腫(のうしゅ)」と呼ばれる状態になります。膿の溜まった黄ニキビから周囲の組織にリパーゼが広がって炎症が起き、膿の中に血が混じることで紫色になるため、紫ニキビと呼ばれます。

紫ニキビにまで進行してしまった場合、ニキビ跡が残るだけでなく、適切な処置をしなければさらに悪化する可能性もあります。自己流のケアを続けるのではなく、早い段階でJR茨木駅前のグランメドクリニックまでご相談ください。

硬結(こうけつ)

黄ニキビが進行すると、触ると硬さを感じる「硬結(こうけつ)」と呼ばれる状態になる場合があります。しこりのあるニキビということで、しこりニキビと呼ばれることもあります。

紫ニキビと同様に、自己判断でのケアは症状が長引く原因になったり、症状が広範囲に広がったりする恐れがあります。早めに専門家にご相談されることをおすすめします。

お問い合わせ

WEB予約

オフィシャル
サイト

保険治療専門
サイト