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craterクレーター

クレーターとは?

クレーター

クレーターとは、炎症を起こしたニキビが治った後にできる皮膚の凹みのことです。

人体の毛穴は通常、毛根に沿って広がっています。毛穴の中には皮脂腺と呼ばれる器官があり、ここから分泌される皮脂が毛穴から排出されて、表皮を守っています。しかし生活習慣などが原因で肌荒れなどが起きると、毛穴が狭く、硬くなります。すると皮脂が毛穴から出られなくなり、毛穴の中に溜まり、さらにはニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖し始めます。

アクネ菌が増殖すると毛穴は炎症を起こし、赤く腫れ上がります(赤ニキビ)。これが悪化すると膿が溜まって黄ニキビとなり、さらに症状が進行すると紫ニキビになります。

赤ニキビ以降のニキビでは、炎症が強くなるにつれて、毛穴内の構造が崩れていきます。毛根に沿った形をしていた毛穴は、大きく広がり、凸凹の複雑な形になっていきます。この時、炎症が表皮の奥にある真皮にまで到達すると、真皮の欠損が生じる場合があります。

真皮は表皮と違ってターンオーバーによる生まれ変わりがないため、一度損傷すると元に戻りません。その結果、欠損した真皮の部分が凹んでクレーターになるのです。

クレーターの種類

クレーターには大きく3つの種類があります。ローリング型、ボックスカー型、アイスピック型です。

ローリング型

ローリング型

真皮のさらに奥にある皮膚組織と表皮に癒着が起きることで現れるクレーターが、ローリング型です。他の種類のクレーターに比べて浅く、通常の皮膚との境目が曖昧です。

ボックスカー型

ボックスカー型

ボックスカー型はその名称の通り、皮膚が四角に凹んだような形をしているクレーターです。ローリング型と同じく皮膚組織と表皮の癒着が原因ですが、同時に真皮の欠損も起きています。ローリング型に比べて深く、通常の皮膚との境目が明確です。

アイスピック型

深くえぐれたような形をしているのが、アイスピック型のクレーターです。皮膚組織と表皮が癒着を起こしている部分は少なく、一般的に真皮の欠損が原因で現れます。ボックスカー型よりもさらに通常の皮膚との境目がはっきりとしています。

クレーターの治療方法

従来の治療方法と新しい治療方法

クレーターの治療方法は大きく、フラクショナルレーザーやダーマペンを用いた従来の治療方法と、サブシジョンという外科的治療や炭酸ガスレーザーを用いた比較的新しい治療に分けることができます。

JR茨木駅から徒歩1分・グランメドクリニックでは、非常に浅いクレーターや毛穴が少し大きくなったようなクレーターには従来の治療方法をご提案する場合がありますが、基本的にはサブシジョンによって皮膚組織と表皮の癒着を引き剥がしたり、炭酸ガスレーザーでニキビ跡の高低差を小さくしたりする新しい治療をおすすめしています。

ローリング型への治療

ローリング型のクレーターは基本的に皮膚組織と表皮の癒着が原因なので、サブシジョンによって癒着を引き剥がすことで改善が期待できます。ただし引き剥がした部分が再癒着を起こす場合があるため、再癒着が起きにくいように治療部分にヒアルロン酸を注入します。

ボックスカー型への治療

ボックスカー型のクレーターは、皮膚組織と表皮の癒着と真皮の欠損が原因になっているため、サブシジョンを行ったあと、炭酸ガスレーザーでニキビ跡の境目を削り取り、凹んでいる部分と通常の皮膚の高低差を小さくすることで、ニキビ跡が目立たないようにします。

アイスピック型への治療

アイスピック型のクレーターは主に真皮の欠損が原因なので、炭酸ガスレーザーによる治療が中心になります。しかしニキビ跡が深い分、1回の治療で目立たなくすることは難しいため、何回かに分けて皮膚を削り取っていく必要があります。

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