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refractory-acne-scarなかなか治らない (難治性) ニキビ跡

難治性のニキビ跡ができるまで

難治性のニキビ跡ができるまで

通常、毛穴は毛根に沿って広がっており、そこから枝分かれする形で皮脂腺はあります。しかし、生活習慣などが原因で皮脂が過剰分泌されて肌荒れなどが起きると、毛穴が狭く、硬くなり、皮脂腺から分泌された皮脂が毛穴から上手く出ていかなくなります。すると皮脂が毛穴の中に溜まり始め、細菌が増殖していきます。これがアクネ菌です。アクネ菌は皮脂を分解する酵素、リパーゼを分泌します。

リパーゼによって分解された皮脂は炎症物質に変化し、好中球走化性因子、サイトカイン、MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)といった物質が作り出されます。これにより炎症は拡大していき、毛穴は腫れ上がり、肌上にポツポツとした赤い突起が現れます。これが赤ニキビ(丘疹)です。

ニキビがここまで進行すると、炎症によって毛穴の構造が崩れ、凹凸のある複雑な形になっていきます。そのため、仮に一度ニキビが治ったとしても、毛穴の中に皮脂が溜まりやすくなるため、ニキビが再発しやすくなります。

ニキビが悪化したり、同じ毛穴で繰り返しニキビができたりするうちに、皮膚に炎症のダメージが蓄積していきます。これがニキビの治った後にも残るのが、ニキビ跡です。

ニキビ跡の種類

難治性のニキビ跡にはクレーター、ケロイド、赤み、色素沈着の4種類があります。

クレーター

私たちの皮膚の一番表面にある表皮は、ターンオーバーと言われるように絶えず生まれ変わっています。しかし表皮よりも深い部分にある真皮層には、ターンオーバーが起きません。

そのため炎症が皮膚の真皮層にまで及び、真皮に欠損が生じると、その部分が凹んで見える状態(クレーター)になるのです。

ケロイド・肥厚性瘢痕

ケロイドとは傷跡が大きく盛り上がり、徐々に拡大していくものを指します。これに対して拡大していかないものを、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)と言います。見た目以外に、痛みやかゆみなどの症状があります。

原因ははっきりしていませんが、繰り返しのニキビによる炎症で皮膚にダメージが蓄積すると生じるとされています。

赤み

ニキビが治った直後の肌は、ニキビの炎症によるダメージによって薄くなっています。そのため、傷を修復するために作られる毛細血管の血液が透けて見えて、赤みが生じる場合があります。

色素沈着

ニキビが治った部分の皮膚は繊細なので、体は肌を守るためにメラニンを大量に生成します。加えて、ニキビが治った直後の肌はまだ細胞が破壊されているため、肌のターンオーバーも遅くなります。結果としてメラミンが皮膚の中に残ってしまい、茶色のシミが残る場合があります。このようなシミを「炎症後色素沈着」と言います。

一方で、赤黒い色素沈着が起きる場合もあります。これはニキビによる炎症・化膿によって破壊された毛細血管からの出血が原因ですが、通常、自然に消えていきます。

ニキビ跡の種類に応じた治療が必要

ここまでご説明してきたように、ニキビ跡と一口に言っても様々な種類があり、それぞれの原因も少しずつ違います。

そのため治療も、サブシジョンや炭酸ガスレーザー、レーザースポット照射、レーザートーニング、IPL(フォトフェイシャル)などを、ニキビ跡の種類に応じて使い分けることが大事です。

ニキビ跡にお悩みの方は、ぜひJR茨木駅前のグランメドクリニックまでご相談ください。

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