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isotretinoinイソトレチノイン

イソトレチノインとは?

イソトレチノイン

イソトレチノインはビタミンAの一種です。ビタミンAやビタミンAによく似た物質、そのほか同様の作用があるものをまとめて「レチノイド」と呼びますが、イソトレチノインは主にこのレチノイドでできています。

イソトレチノインには、皮脂の分泌を抑え、皮膚が硬くなるのを防止することで、毛穴の詰まりを防ぐ働きがあります。また、ニキビの原因菌であるアクネ菌への抗菌・抗炎症作用もあります。「ニキビ治療の切り札」と呼ばれることもある成分です。

欧米では30年以上前から用いられており、アメリカでは1982年に承認されました。日本では現在、健康保険の適用外ですが、繰り返しできるニキビや重症化したニキビにも効果が期待できる飲み薬なので、保険内の治療では効果が見られない場合は検討に値する選択肢と言えます。

イソトレチノインの効果

ニキビが進行すると、皮脂が毛穴に詰まって炎症が起きます。炎症が続くと、毛穴の内部の構造が崩れ始め、凸凹のある複雑な形になるとともに、皮脂腺(皮脂を分泌する器官)が大きく広がっていきます。すると、より毛穴の中に皮脂が溜まりやすくなるので、ニキビが再発しやすくなってしまいます。

イソトレチノインには、皮脂腺を縮小させ、皮脂分泌を抑制する働きがあるほか、毛穴の詰まりを改善し、アクネ菌の増殖やアクネ菌が原因で起きる炎症を防止する効果があります。だからこそ、ニキビ治療に非常に効果があるのです。

イソトレチノインの注意点

ニキビ治療に高い効果を発揮するイソトレチノインですが、使用の際はいくつか注意が必要です。

日焼けしやすくなる

イソトレチノインの内服中は、皮膚が日焼けしやすい状態になります。そのため、日焼け対策を徹底して、皮膚を守る必要があります。

乾燥にも弱くなる

イソトレチノインは皮脂分泌を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。乾燥しやすい季節に服用する場合だけでなく、本来乾燥しにくい季節に服用する場合でも、保湿ケアは必要不可欠となります。

内服後1ヶ月は妊娠できない

胎児奇形の可能性があるため、イソトレチノインの内服中・内服後1ヶ月は妊娠を避ける必要があります。そのため、女性の場合は正常に月経が始まってから2~3日目以降に服用を開始していただきます。

肝機能異常・高脂血症のリスクが高まる

イソトレチノインの副作用として、稀に肝機能異常や高脂血症が見られる場合があります。そのため、定期的に血液検査をしながら服用する必要があります。

使用できない場合がある

以下に当てはまる方は、イソトレチノインの服用ができません。

  • 妊娠またはその可能性がある方
  • 授乳中の方
  • ビタミンA過剰症の方
  • ビタミンAが配合されている化粧品などでアレルギーを起こしたことがある方
  • 肝機能障害のある方
  • 18歳未満の方

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