ニキビ治療の方法
ニキビの治療には大きく2つの方法があります。
1つは原因菌であるアクネ菌を減らす方法、もう1つは溜まった皮脂や膿を毛穴から出す方法です。JR茨木駅から徒歩1分・グランメドクリニックでは、このうち後者の方法を基本としています。
では、どうすれば毛穴の中に溜まった皮脂や膿を体の外に出すことができるのでしょうか?
これにはピーリング剤を使用した治療と、ダーマペンを使用した治療があります。
ピーリング剤を使用したニキビ治療
当クリニックのニキビ治療では、主に以下のピーリング効果のある塗り薬を処方しています。
- エピデュオゲル
- ディフェリンゲル
- ベピオゲル
これらはいずれも厚生労働省の認可を受けており、健康保険が適用されるため、少ない費用負担で使用できます。
ニキビの中に溜まった皮脂や膿の出口は毛穴しかありません。しかしニキビが進行するほど、毛穴は狭く、長くなっていきます。これでは抵抗が大きく、なかなか皮脂や膿が外に出てくれません。
ピーリング効果のある塗り薬を使用し、まわりの皮を少しずつ剥がしていくことで、この毛穴を広く、短くすることができます。すると抵抗が減って、中に溜まっているものが出やすくなるのです。
ダーマペンを使用したニキビ治療
薬の効果には個人差があります。エピデュオゲル、ディフェリンゲル、ベピオゲルも同様で、思ったような成果が得られない場合もあります。
実際、当クリニックの患者様でも保険適用の塗り薬を数ヶ月使用してもらったところ、なかなかニキビが完治しないという方や、新しくできるニキビは減ったものの、もともとあったニキビが治りきらないという方もいらっしゃいました。
そのような場合にご提案しているのが、ダーマペンを使用した自費診療での治療です。
ダーマペンはニキビへの効果もあります
ニキビ治療にダーマペンを使用すると聞いて驚かれる方も多いかもしれません。なぜならダーマペンは一般的にニキビ跡の治療に使われるもので、ニキビ治療に使われることは稀だからです。また数年前までは、赤ニキビをダーマペンで刺した後、同じ針で正常な皮膚を刺してしまうと、アクネ菌が他の部分にも感染し、ニキビが拡散するという問題もありました。
しかし近年になって、ダーマペン専用のピーリング剤としてウーバーピールが開発されました。これは、赤ニキビを抑えながらダーマペンの治療ができるという薬剤です。これを使用することで、赤ニキビの拡散を抑えながら、ニキビの表面の皮膚に無数の穴を開けて皮脂や膿が出やすくできるようになったのです。
さらに当クリニックでは、このウーバーピールに抗生物質を混ぜ、開けた穴から抗生剤を染み込ませる形で、より効果的なニキビ治療を提案しています。
しつこいニキビにお悩みの方は、ぜひJR茨木駅前のグランメドクリニックまでご相談ください。
漢方薬を使用したニキビ治療
当クリニックでは漢方薬も積極的に活用しています。
ニキビはホルモンバランスの乱れが原因で発生することが多いため、毛穴の詰まりを解消できたとしても、体調の不具合という根本的な問題を放置していると、ニキビが再発する可能性が高くなります。
漢方薬には、全身の健康状態や肌質を改善し、潤いのある肌やニキビのできにくい肌へと導く効果が期待できます。そのため、患者様お一人おひとりの状況に応じて、西洋医学と漢方医学を組み合わせて提案しています。