ダーマペンとは?
ダーマペンは髪の毛よりも細い針を使って、肌の表面に微小な穴を作ることで、肌の回復力を向上させる施術です。
一般的に毛穴の開きやニキビ跡の改善、肌のざらつきや小じわの改善、肌のハリツヤの向上を目的に行われます。ダウンタイムが非常に短い点や、メスを使わない点から、気軽に受けられる美容医療として人気があります。
ダーマペンのメリット
痛みがほとんどありません
肌の再生力を高めるために、意図的に肌に刺激を与える方法として一般的なのは、フラクショナルレーザーやYAGレーザーといったレーザー治療です。しかしレーザー治療は肌に熱を与えるため、どうしても色素沈着などのリスクがあります。
これに対して、ダーマペンは熱を使いません。そのため色素沈着などのリスクを抑えることが可能です。また施術中の痛みもほとんどないため、レーザーの痛みが苦手な方も安心して受けられます。
当クリニックでは「ニキビの治療」にも活用
当クリニックでは、このダーマペンをニキビ跡治療だけではなく、ニキビの治療にも活用しています。ニキビが悪化するのは、皮脂が毛穴から出られなくなり、内部で炎症を起こすからです。そのためダーマペンで微細な穴を開けてやることで、皮脂が外に出やすくするのです。
しつこいニキビにお悩みの方や、ニキビ跡を作らずにニキビを治したいという方は、JR茨木駅前のグランメドクリニックまでご相談ください。
ダーマペンのデメリット
ダーマペンにもデメリットはあります。まず、施術直後は日焼けやメイク、洗顔や過度な飲酒、激しい運動などは避ける必要があります。これは皮膚が敏感になっているためです。
また、施術中の痛み、施術後の皮むけ、赤み・かゆみ、腫れ、内出血が現れる可能性があるという点も、デメリットの1つです。基本的には数日で改善しますが、長引いたり、悪化したりするようなら、お早めに当クリニックへご連絡ください。
加えて、効果を実感できるまで、複数回の施術が必要な場合が多い点もデメリットと言えるでしょう。この点は個人差が大きいので、事前のカウンセリングで詳しくご説明いたします。
ダーマペンのオプション
ダーマペンはピーリング剤や美容成分と併用することで、それぞれの効果を高めることが可能です。以下の3つは、当クリニックでご用意しているダーマペンのオプションです。
ウーバーピール
ウーバーピールは、ダーマペンと併用するために開発された専用のピーリング剤です。
シミ・肝斑・色素沈着の改善、ニキビ跡の治療、毛穴詰まりの解消、毛穴の引き締めに効果が期待できます。
また、ウーバーピールはニキビ治療に大きな効果を発揮してくれます。というのも、以前はニキビ治療にダーマペンを使用すると、ニキビ部分を刺した針が他の皮膚に触れることで、アクネ菌が広がり、ニキビが増えるケースが少なくありませんでした。
しかし、ウーバーピールには赤ニキビの発生を抑える成分が含まれているため、新しいニキビを作ることなく、すでにあるニキビの治療を行うことができるのです。
ヴェルベットスキン
ヴェルベットスキンとは、マッサージによって薬剤を肌に浸透させる「マッサージピール」とダーマペンを組み合わせたものです。
ダーマペンを用いて皮膚に微細な穴を開けることで、そこから「PRX-T33(主成分:トリクロロ酢酸)」という薬剤を、肌の奥深くにある真皮層に届けられるので、より効果的にコラーゲンの産生を促すことができます。
エクソソーム
エクソソームとは細胞と細胞の間の情報伝達を行う物質です。当クリニックでは「ASCE+」は脂肪幹細胞由来のエクソソーム製剤を採用しています。ダーマペンと併用することで、効果的にエクソソームを補うことができ、
- 成長因子
- 抗炎症性サイトカイン
- 組織修復、免疫調節に関与する遺伝物質
の伝達を促します。
これにより皮膚再生、抗炎症、皮膚バリアの再建などを促進できるため、しわ、たるみ、毛穴の開きなど、加齢によるお肌のトラブルのほか、アトピー性皮膚炎、乾燥などの改善が期待できます。